四季折々の花を堪能できます(花の見頃案内)


江戸時代初期、寛永6年(1629年)に水戸徳川家の祖である頼房が、中屋敷として造ったもので二代藩主の光圀の代に完成した「回遊式泉水庭園」です。庭園随所に中国の名所の名前をつけた景観を配し、中国趣味豊かなものになっています。後楽園は国の文化財保護法によって特別史跡・特別名勝に二重指定(他には浜離宮、金閣寺があります。)されています。

大泉水 この庭園の中心的景観。昔はこの池で舟遊びをしたといわれています。
小廬山 一面オカメザサで覆われた円い小山。中国の廬山に似ているところから江戸の儒学者、林羅山が名づけられたものです。山頂から庭園を見下ろせます。(パンフレットの表紙になっています。)
大堰川 この庭園で川の景色を代表する場所。その名は京都嵐山の下を流れる大堰川にちなんでおり、昔は神田川から水車で水をくみ上げて流していました。
渡月橋 大堰川にかかる土橋。丸太の上に土を盛って造った風流な橋で、やはり京都嵐山の同名の橋から名前をとっています。
西湖の堤 中国杭州(現在の浙江省)の西湖の堤を模したもの。大堰川の下流に一直線に走る石堤は、この庭園の円月橋とともに日本庭園史に特筆される建造物です。
得仁堂 光圀18歳の時史記「伯夷列伝」を読み感銘を受け、伯夷・叔斉の木像を安置した堂です。
円月橋 光圀が篤くもてなした明の儒者、朱舜水の設計によるといわれる石橋で、水面に映る様子が満月のように見えるので、この名がつけられました。(写真)
稲田 農民の苦労を水戸光圀が嗣子・綱条の夫人に教えようと造った田圃で現在は文京区内の小学生が毎年5月に田植え、9月に稲刈りをしています。
内庭 水戸藩の書院のあった所で、江戸時代は「うちの御庭」と呼ばれていました。

●開園時間 9:00〜17:00(入園は16:30まで)
●休園日  年末年始(12/29〜1/3)
●入園料  一般300円、65歳以上150円。
●アクセス 都営地下鉄大江戸線飯田橋駅下車 徒歩2分
      JR線・東西線・有楽町線・南北線飯田橋駅下車 徒歩8分
      丸の内線・南北線後楽園駅下車 徒歩8分

ソシンロウバイ

1月初旬〜2月中旬

 

サンシュユ

2月中旬〜

 

2月中旬〜3月中旬

梅林には約70本の梅の木があります。光圀公は梅を大変好んだと言われ水戸偕楽園と並び称されています。

しだれ桜

3月下旬〜4月初旬

かつてここには樹齢100年以上の古木がありましたが現在のものはその後を継いで植えられたもので樹齢50〜60年です。

椿

3月下旬〜

 

そめいよしの

4月初旬〜

 

うこん桜

4月中旬〜4月下旬

都内ではめずらしい淡黄緑色の桜です。

かきつばた

5月初旬〜

 

5月初旬〜5月中旬

 

つつじ

5月上旬〜6月上旬

 

ガクアジサイ

6月初旬〜

 

花菖蒲

6月初旬〜6月下旬

約30種650株の花菖蒲が咲き競います。

スイレン

6月中旬〜

 

ノリウツギ

6月下旬〜

 

7月下旬〜8月中旬

池一面に蓮の葉が広がります。

サルスベリ

8月中旬〜

 

彼岸花

9月初旬〜

園内各所に点在しています。

ツワブキ

10月初旬〜

 

冬桜

10月下旬〜3月中旬

春にも咲く二度咲きの一重の桜です。

いろはもみじ(紅葉)

11月下旬〜12月初旬

紅葉林、通天橋、白糸の滝周辺で美しく色づきます。


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