寅さん記念館

〜映画「男はつらいよ」を12のコーナーに分けて紹介〜


 

 


平成9年11月16日『葛飾柴又寅さん記念館』がOPEN。

葛飾柴又「帝釈天」の参道でくるまやという団子屋を営むおいちゃんとおばちゃん夫婦。
主人公の寅次郎には母親の違う妹がいる。
毎度フーテンを決め込む寅次郎がたまに故郷に変えると、 なぜかまわりの人を巻き込んで騒動が持ち上がる。
という設定で始まった寅さんシリーズ映画「男はつらいよ」の世界を 12のコーナーに分けて紹介してあり、寅さんファン必見の夢のスポット。

●開館時間 9:30〜17:00
  休館日  第4月曜日(祝日の場合は翌日)
 
入館料   大人500円・小中学生300円・65歳以上、団体(20名以上)400円
前売り券450円(写真)…京成金町、高砂など他主要駅で当日でも購入可。
(注)購入の際、改札を出ないこと。 柴又駅では販売していません。


1.ファサード
寅さんが慣れない手つきで館名の看板文字を取り付け中!(写真)
真下の床面には、ホラ、あの雪駄の片方が落ちている。…というか地面にくっついている。
2.プロローグ「男はつらいよの世界」
「男はつらいよの世界」 山田洋次監督をはじめ、撮影、証明、録音、メイクなど スタッフを紹介している。
ドラマの設定にピッタリの場所をもとめて東京近郊のあらゆる候補地をロケハンした。 しかしイメージどおりの場所はなかなか見つからず、半ば諦めかけたある日やっと辿り着いたのが葛飾柴又である。
映画の製作現場の様子が生き生きと伝わってくる。
3.撮影スタジオ「柴又帝釈天参道」
照明と音響効果を用い、帝釈天参道界隈の情景を時間を追ってセットで再現している。
参道の「江戸屋」店先には昔懐かしいおもちゃの数々。どうぞお手を触れてみてください。
また、真夜中のシーンでは二天門のひさしにネズミを追うネコが出現する。
4.撮影スタジオ「くるまや」
実際の撮影に使用したセットを大船撮影所から移設。 「くるまや」の撮影風景を再現している。(写真下左)
お茶の間ではこのセットで撮影した名場面を見ることができる。
5.「くるまや」模型
くるまやの勝手口を抜けると、タコ社長の工場でなく右側に模型がある。
模型全体は数分おきに上下するので家の間取りを確認できる。
6.記念撮影コーナー 
寅さんと一緒に記念写真が撮影できる(有料)。
7.マルチスクリーンコーナー
映画冒頭の夢のシーンを集めた「寅さんの夢」(上映時間2分間)、 映画の中の柴又と現在の柴又を見比べられる「寅さんの故郷」(同9分)、 そして緊張感溢れる撮影現場の映像「寅さんの撮影現場」(同11分) の3本立てを迫力ある4面マルチスクリーンで観ることができる。
8.選択映像コーナー「寅さん名場面集」「寅さんのマドンナたち」
日本列島を南へ北へ、惚れてはフラれの繰り返し。シリーズ全48作を彩った歴代マドンナの プロフィールや、思い出の名場面の数々をタッチパネルの簡単操作で楽しめる。
9.「わたくし生まれも育ちも葛飾柴又です」コーナー
下町風情あふれる昭和30年代の帝釈天参道の街並みを遠近法を用いて、 精巧な模型で再現している(写真下右)。
10.どれだけご存知Q&Aコーナー
あなたはどこまで答えられるか?タッチパネルの簡単操作で、 寅さんに関する数々の質問にチャレンジ! 向かい側壁面の情報パネルでは寅さんと葛飾柴又の歴史を写真と年表で紹介している。
11.資料展示コーナー
全48作(1969〜1995年)のポスターをはじめ、おなじみの衣装、革のトランクなど 実物小道具や山田洋次監督の直筆原稿、撮影台本などがズラリ。
平成13年8月4日、奇しくも渥美清の命日に柴又八幡神社古墳で寅さんそっくりの埴輪が出土。館内には、その複製が展示されている。
12.エピローグ 「男はつらいよエンディングコーナー」
シリーズの思い出に残るエンディングシーンを、テーマ曲に乗せて映像で紹介している。

見学を終えて外へ出ると、建物中央の吹き抜けスペース「光庭」がある。
シリーズ全作品のロケ地を地図で表した「こころのふるさとマップ」なる焼付けタイルが敷かれている。
右手奥には「寅さんの休み石」のモチーフもある。
出て右側には寅さんグッズを販売している売店「下町や」がある。
左側は観光情報コーナー(休憩所としても利用可)。 ちょっと分かりにくいが入って右奥に飲み物の自販機もある。

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